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物件を買えない人のマインド。

少し営業マンっぽい事を言おうとしている、頭文字Kです。

 

不動産の価格には波があります。

高値の時から安値の時、いろいろなシチュエーションがありますね。

 

「今は高いから、買わずに待つ」

最近、この様におっしゃる方々が非常に多い状況です。

でも、当たり前ですよね?

 

数年前から比べますと、確かに相場は上がっております。

こうなると、いずれ不動産の価格が落ちるから、その時に買おう!

と、考えるのも無理はありません。

 

日本は昭和の終わりから、平成の初期にかけてのバブル経済を体験してきているので、この様な考え方になるのは至極当然と言えます。

 

その一方で、融資を借りる方にとっては、低金利で融資を受けられるというメリットも享受できます。

 

バブルの時は銀行の預金金利も高く、定期預金金利では年間6%超の時代もありました。ランニングコストがかからないので、表面金利がほぼネット金利という奇跡の時代です。一方で、住宅ローン金利も、今では考えられない程、高かったという側面もありました。

 

今はどうでしょう?

預金金利は有って無いような状態、、、

でも、住宅ローンやアパマンローンも低金利なのです。

 

これって、差を考えると結局同じなのでは?

と、いう見方が出来るのです。

 

少し話しが逸れましたが、今の市場は高いから買わないという方は、今後、仮に市場全体の相場が下がった時に買うかと言いますと、買わない可能性が高いと言えます。厳密に言いますと、「まだ下がるのでは?」と深読みをしすぎて、結局決断を出来ない。

 

もっと大切なのは、相場が下がるという事は、需要と供給で見た場合、供給過多で売れていないという事、その時には銀行は融資を行わない(厳密に言いますと、資産家等でない場合、融資をしない)事が普通に想定されます。

時間が経つにつれて、融資を受けられる期間も短くもなってきます。

その時に、どこまで自己資金を用意出来ているか?

いろいろ考えなくてはならないポイントが出てきます。

 

(現在)

・相場 ⇒ 高め?

・融資 ⇒ 低金利

 

(将来)

・相場 ⇒ 下がったとします。

・融資 ⇒ 融資の間口が狭くなるので、借りづらくなる。

金利が高くなる。

現在と比較して、経過した分、融資期間が短くなる可能性。

 

 

相場が下がるのが、1年〜2年で下がってくれるなら、待ったほうが良いでしょう。

でも、下がらなかったら、現在から将来までの時間をロスしてしまい、大きな機会損失となります。*期間収益を得られないという事です。

 

住宅と違い、収益用不動産は入居者の賃料が返済原資となり、他人資本での運営となりますので、直接的な損害がほとんど無いという事実に着目をすると、資産形成をするタイミングというのは、現在でも間違いないと言えます。

 

むしろ、期間収益をあげながら、金融機関との信用形成をする事の方が、後々の賃貸経営には大きな力になってきます。と、思いませんか?

 

もちろん、どんな物件でも良いわけではありません。

収支がマイナスになる事業は、やらない方が良いです。

シミュレーションをしっかりと行い、運営を確実に行う事が大前提となります。

 

収益用の不動産は、買わなくても死にません。

むしろ、必須アイテムでは無いのです。

なので、無理して購入しようとされる方には、申し訳ございませんが止めさせて頂きます。

 

なので、収益用不動産で、将来的に資産形成を着実にしていきたいという方は、その点を踏まえ、考えてみてはどうでしょうか?

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